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赤い点

この夏、ベルリンで見かけた雀さん。
赤い点_e0116763_17434658.jpg

ちょっぴりおでぶな気がします。
近寄っても逃げないし、カメラを向けても飛ばないし・・・
人なれしている都会っ子という感じ?!

さて、今夜はミュンヘンのアジアン映画祭へ
『Der Rote Punkt ・ 赤い点』を観に行きます♪

出演は、
猪俣ユキ、Hans Kremer, Orlando Klaus,
大和田伸也、音無美紀子、峰岸徹 他

ストーリーは、
東京で学生生活を送る小野寺亜紀は、幼い頃に住んでいたドイツで自動車事故により肉親を亡くした。その心の穴を埋めるため、彼女は独り、リュックサックを背負ってドイツに飛び立つ。事故現場に向う途中、ひょんなことからオートバイを乗り回す少年エリアス・ウェーバーとその家族に出会い、客として迎えられることに。片言のドイツ語で言葉を交わしながら、亜紀とエリアスは互いの距離を縮めていくが、彼女の出現により、ウェーバー家は思わぬ「嵐」に巻き込まれていく…

この映画は、
ミュンヘンテレビ映画大学(HFF München)の卒業制作として昨年、日独で撮影された長編劇映画「赤い点」が、今夏完成し、去る8月、モントリオール世界映画祭にて初公開されました。ドイツでは10月23日ホフ国際映画祭にて初上映され、今後のドイツ映画を担う若手を対象とした奨励賞(Förderpreis Deutscher Film)を受賞、さらにいくつかのドイツ国内の映画祭を回って、11月9日(日)アジア映画祭の枠内で、地元ミュンヘンでのプレミアを迎えます。監督はミュンヘン在住の日本人女性、宮山麻里枝さん。

(チケットは下記のアジア映画祭ホームページより購入できます。当日券もあります。)
ギリギリのお知らせですが、お時間が合えば是非!

日時:11月9日(日)18時より
場所:Gloria Palast (カールスプラッツ)

主演女優の猪俣ユキさんも舞台あいさつにいらっしゃるそうです。
力強く大きな瞳の彼女。華奢でとても可愛らしい人です。

赤い点_e0116763_1744910.jpg作品を見る前に、
この映画のストーリーから伝わってきた印象で作品をつくってみました。

ドイツ文字&赤いマル。
星柄の生地を使ったのは、
『☆はいつも輝いて、
私達を見守っている。』
という思いからです。

さて、どんな映画なのでしょう?
撮影のお手伝いをした友人の話によると、
アルゴイの風景が美しいとか、ワクワクです。





☆☆☆赤い点の感想☆☆☆2008.11.10.

一言でいうと、まじめな映画。
とても静かに、そして深く心に沁みむ音楽や
ふとした瞬間を切り取った映像がステキでした。
普遍的なテーマ、『生と死』、『親と子』、『出会いと別れ』、地球の上で繰り広げられる人々とのかかわりのなかで、一人の少女が社会にでる前に、自分自身をみつめ、受け止めるための旅。前に進む勇気を持つために自分を知ることから逃げないで、ごまかさないで強くなってほしい。というメッセージがあるのではないかと私は感じました。
『おにぎり』や『子守唄』が自分の中の無意識の感覚にふれ、涙がこぼれてしまいました。

                                              Yuriko Ide
by yurulilas | 2008-11-09 17:55 | おでかけ